故郷を懐かしく思いつつ、眺めるサイト・グーグルマップ。公共施設、山、川、神社、遺跡などなどがあるので、既知のもの、初めてのもの。いろいろある中で目についたのが「杉の目小太郎行信胴塚跡」。
杉の目小太郎という名前さえ知らなかったし、ここに塚があるなどというのもこのmapで知った。
ネットでみるとあの義経の身代わりとなった人物だという。ほぼ伝説に近い話かと思われるが、物語としては面白い話だ。
その渦中の一人の塚が本当にあったら大変なことだ。
何人かに聞いたが、知る人はいなかった。これは現地調査。突撃だ!(古いなぁ)
で、GWの一日を選び、塚付近の民家へ聞き込みに向った。
残念な結果だったが、塚跡まで探索する途中に民家の裏山を失敬した。そこは下草はもちろん、つつじも咲き、木漏れ日が来客を歓迎するかのような場所だった。
その日は藪こぎに難儀したがひとまず終了。
何の成果も得られず、翌朝もやもやとした中、帰仙する。
杉ノ目小太郎をネットで検索していた時、宮城県金成に杉ノ目太郎の墓を記録したblogがあった。
せめて実在?伝説?の場所に行ってみたい。この地では杉ノ目太郎である。
そのblogから、金成の県道186号線沿いにあり、目印が案内板とある。
navi、mapでもそれらしき目印がないので、道路の形から現地を目指したが、やはり迷った。
このblog作成時、mapをみると津久毛平形松迫という住所にある津久毛城が目印になる。
国道4号線から西に186号線をすすむと、猿田彦神社があるので、そこから600m先に、津久毛城の案内板がある。
故郷の史跡は残念なものの、宮城に住む者としてはこの杉ノ目太郎の碑を訪れたことは嬉しい限りだ。