趣味の山歩きもあり、時々通過する遠野市(岩手)。
盆地にもなっているので、なだらかな山村の景色もしっとりとしていて、
心なごむ風景が多い。
また、福泉寺、カッパ淵、曲がりや、続石,民話と心を癒す材料が多い。
私の生家は隣の町なので、友人とともに、原付バイクにのり、遊びにきたものだ。
最近通過した際、道端にジンギスカンの文字を良く見かけるので、ネットで調べると、
町おこしの一環にもなってるようだ。
そういえば、ホップの産地にもなっているようで、ビールとジンギスカンなんて、よだれが出てくる。
そんな欲望の元、お風呂も入れる遠野・水光園に老父母と弟4人でいってみた。
今回予約したのはレストランのモーモー亭。
ここは山の中腹にあるので、お風呂とレストランは高低差がある。
もちろん駐車場もそれぞれあるのだが、足腰にガタがきている人は階段の上り降りがつらいみたいだ。
お店からは車での移動を勧められた。
水光園を出ると、デンデラ野まで数キロの表示があった。
デンデラ野と言えば姥捨山の伝説の地だ。
頻繁にはこれない遠野。ここは行くしかない。
80前後の年老いた父母をつれていくのは忍びないが、史跡?とも言えるので
行ってみた。
現在はこの丘から眺めると、各戸が見えるが、当時は遠い道のりを歩き、
里山まで下り、農作業で疲れた体で、掘っ立て小屋で過ごしたんだろうか。
昔みた映画:『楢山節考』(ならやまぶしこう) の衝撃を思いだす。
訪問日 2016年5月
新緑の季節としては早い。
もう数週間後の田植えの時期はさぞ緑が奇麗だろう。
【 リンク 】
公式:遠野時間
天童市 観光・イベント>ジャガラモガラ
このじゃがらもがら近辺も姥捨山だったらしい。
東北各地、日本全国で行われてきた風習か。
しかし、灰縄、、打たないで鳴る太鼓など、老人から教わる知恵で姥捨の風習がなくなるという昔話がある。
仙台と山形の話らしい。
◎ 関係なくもないが、先月行ってきた長野自動車道には姨捨saがあった。
9/7追記
かなり前に、M氏からもらった画像。